ゴルフパートナーの株価
ゴルフパートナーは3月7日に東証マザーズに株式を公開しました。5万5000円の公開価格を66%上回る9万1400円まで初日に気配値を切り上げました。後場に入ってからも買い越しの状態のままで株価は値付かずの状態が続いきました。公開株式数は売り出しがなく公募増資のみの4000株です。さてゴルフパートナーの株価はどう動くのでしょうか?
ゴルフパートナー株式公開
中国に端を発する世界連鎖株安は新興市場株に厳しく直撃しました。IPO市場からも資金後退が懸念されていました。ゴルフパートナーの資金吸収額は2億円超と小型であることと、ゴルフ関連の独自のビジネスモデルの構築への期待と知名度の高さから、株価は買い評価されているといえるでしょう。
ゴルフパートナーとは
ゴルフパートナーでは、直営店とフランチャイズチェーン加盟店の店舗網で、中古ゴルフクラブと新品ゴルフ用品の買取および販売を行っています。バーディーネットと呼ばれる共有在庫・価格査定システムから得られる適正価格情報に基づく買取りサービスや、チェーン店舗網から得られたデータに基づく顧客ニーズを反映したオリジナル商品の開発・販売も実施しています。
店舗数は直営店51店舗、加盟店166店舗の217店舗をゴルフパートナーとして展開しています。
株価について
ゴルフパートナーの株主であるベンチャーキャピタル保有株のうち、約7千株はロックアップの対象となっていますが、残りの約5千株には売却制限がありませんので株価に与える影響は大きいといえます。ストックオプションは行使価格が想定公募価格の約4倍と高くなっています。今後の株価がどう動くか、ステークホルダー間の駆け引きに注目が集まります。
ゴルフパートナーの実績と今後の株価
06.5期は直営事業では、期中にゴルフパートナー13店舗を新規出店したことにより、売上高は対前期比+約33%の増収となりました。最近の株価はこの実績を評価しているといえるでしょう。フランチャイズ事業では、小規模サイズの加盟店のスクラップ・アンド・ビルドを継続的に実施したことで、期中の出店は22店舗、閉店29店舗となったことにより、売上高は対前期比マイナス約14%の減収となっています。
ゴルフパートナーの競合
ゴルフ・ドゥ(株価はこちらを参照)は中古クラブ販売の準大手で、ゴルフパートナー(226店舗、在庫約55万4000本)に次ぐ事業規模があります。「ゴルフパートナーは在庫を単品計算していますが、ドゥはセット物を1アイテムとしています。これをベースにすれば、当社の在庫量は10万アイテム、パートナーは35万アイテムになる筈」とコメント。比較して3割程度のボリュームに過ぎません。中古市場は使用者からの買取品が在庫となります。品揃えを充実するには会員化と店舗展開の両面でシェアを追及する必要があります。準大手の立場は株価的にも好ましくなく、意欲的な出店計画を持っているようです。